ダイオキシン排出基準をクリアーした生ごみ炭化減容機『イフリート』
焼却にともなって発生したダイオキシンは大気中に放出され、私たちの生活環境のいろいろなところに取り込まれています。きわめて微量ですが、人間は魚や肉、乳製品などの食物を通して体内に摂取していると考えられます。
ダイオキシンの発生メカニズムは非常に複雑であり、詳しい発生プロセスは完全にわかってはいませんが、高温で燃やせば分解されること、不完全燃焼によって発生しやすくなることが知られています。
イフリートは、ダイオキシン発生のメカニズムを分析。処理物を無酸素状態で熱分解し、さらに処理物から発生する揮発成分を800℃以上の高温で完全燃焼させることで、基準値をはるかに下回る安全性の高い燃焼システムを実現しています。
■イフリートの特長
1.炭化減容方式とは
炭化減溶方式とは、溶解室内に空気を送りこまない状態で、外部から間接的に加熱することにより投入した生ごみ等を熱分解・炭化させる方式です。
この処理により生ごみ等は炭となり、体積・重量ともに1/6〜1/10に減溶・減量することができます。
また、炭化物は350℃以上の高温で完全滅菌処理されるため、使用済み紙おむつ等の医療廃棄物の処理にも適しています。

2.クリーン燃焼
熱分解の過程で発生する可燃性ガスは、800℃以上の高温で完全燃焼されます。
これによりダイオキシン類の生成を抑制するとともに、煤やばいじん、刺激性有機物質も燃焼してしまうため、従来の焼却炉で問題となっていた黒煙や悪臭の発生を抑えることができます。

3.安心・安全運転
本機の運転はコンピューター管理による自動制御で行われます。
処理物を投入した後は、簡単なボタン操作だけで自動起動し、処理が終わると自動停止します。
また、万が一異常が発生した場合もコンピュータが機器を緊急停止させるため、安全対策も万全です。

4.各種法規制に完全対応
本機は以下の法規制に完全対応していますので、全国で設置・使用が可能です。
1.ダイオキシン類対策特別措置法
2.廃棄物の処理および清掃に関する法律
3.埼玉県公害防止条例
4.大気汚染防止法
5.消防法

■主な用途
1.生ごみ・厨芥
一般的な生ごみ・厨芥の水分は85%〜90%!

●炭化物は腐敗の心配がないので、暑い夏場でも長期保存が可能。
●生ごみ・厨芥を入れたビニール袋ごと処理できます。紙・プラスチック(少量)が混入していてもOK。


■食品工場・給食センター・レストラン・食堂・ホテル・スーパー・青果市場など

2.医療廃棄物
医療廃棄物の処理を外部委託した場合、そのコストは一般的な廃棄物の10〜15倍!
しかも、処理委託費用は値上がり傾向が今後も続きます。


●炭化処理により医療廃棄物は完全滅菌されるため、「燃えるごみ」として廃棄することが可能。
  (※一部の特別管理医療廃棄物は除く)

●使用済み紙おむつは、紙おむつと大便を分けて廃棄することが原則。
でも、炭化方式ならそのまま処理できるので人件費の削減も可能です。


■医療機関・特定老人養護施設・特定老人保健施設など

3.その他
●炭化処理により芝や剪定枝を「土壌改質剤」とすることが可能。
●炭化処理により汚泥を「燃えるごみ」として廃棄することが可能。

■ゴルフ場・公共公園・工場、浄水場など

■Q&A
Q.処理は生ごみだけですか?

生ごみが基本ですが、少量の紙・プラスチックの混在ごみも処理が可能です。(投入禁止物・・・金属・木材・陶器・ガラス・塩化ビニール・雑誌等の資源ごみ)

Q.生成された炭はどうするのでしょうか?

炭化物は乾燥滅菌されているため、一般廃棄物(燃えるごみ)として処理します。
また、助燃材としてもリサイクル可能です。


Q.一回のごみの投入量は?

生ごみ300〜450kg(10リットルのバケツで40〜50杯分)です。

Q.どのような施設に設置すればいいの?

例えば・・・
レストラン・飲食店、ホテル・旅館・ドライブイン、学校・給食センター、病院、食品製造・加工業、老人ホームや養護施設・・・等にお勧めいたします。

Q.ダイオキシンは発生しないの?

ダイオキシンの発生には酸素、水素、塩素、そして適度な加熱を要します。しかし、本装置において溶解室内は処理物からの揮発成分により満たされ、無酸素状態となるためダイオキシンの発生が抑制されます。また、溶解室から発生する揮発成分はガス燃焼室において800℃以上の温度で燃焼(酸化)されているためダイオキシンなどの有害ガスは排出基準値をはるかに下回り安全です。

●イフリートの排出ガス検査結果

Q.装置に必要な設備は?

・200v3相電源が必要です。
・水道(専用取水口)が必要です。
・コンクリートの床面(硬い床面)に設置してください。
・屋外設置仕様ですが、屋根の設置を推奨します。


■イフリート炭化減溶フローチャート
生ごみは放置すると嫌気性発酵するため有害な菌が繁殖し、悪臭のもとになります。
この状態は衛生的によくありません。
この水分が多く、燃えにくい可燃ごみの処理で注目されているのが、処理と生成物の有効利用を担う炭化減溶機イフリートです。

ラインコンバーター ■Step1
生ごみの投入
生ごみを投入し、運転を開始します。

   
■Step2
炭化減溶工程
溶解室内で生ごみを蒸し焼きにして熱分解します。

   
■Step3
発生ガス燃焼工程
発生したガスをガス燃焼室で完全燃焼し、ダイオキシン類や有害ガスの発生を抑制します。

   
■Step4
発生ガス冷却工程
高温状態のガスを速やかに冷却し、集塵機を通して大気に放出します。

   
■Step5
排出工程
自動運転停止後、生成された炭化生成物を取り出します。


■生ごみ炭化減容機「イフリート」
■生ごみ炭化減容機「イフリート」
ダイオキシン排出基準をクリアした生ごみ炭化減容機。

品名:業務用生ごみ炭化減容機
型式:KE−1000ZA(標準仕様)

本体価格:24,000,000円/台

■寸法と仕様
●KE−1000ZA寸法図


●KE−1000ZA仕様


■使用上の注意
●設置ご使用の際は、取扱説明書をよくお読みの上、正しくご使用ください。
●溶解室には処理可能な廃棄物以外は投入しないでください。
スプレー缶・石油類などは、引火・爆発の恐れがありますので、絶対に投入しないでください。
●やけどの恐れがあります。運転中は絶対に扉を開けないでください。
●感電の恐れがあります。必ずアース工事をしてください。また、漏電ブレーカーの動作確認をしてください。
●JIS1号灯油を使用し、タンクには灯油以外は入れないでください。
●本装置は消防法に基づき、設置時に所轄の消防署へ設置届けが必要となります。


■他処理方法との比較